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大好きな能楽鑑賞から料理まで、日常さまざまの記録
by ginsuisen
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60のお祝い
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今年は、夫が60歳の還暦。
本当の誕生日は10月31日のハロウインの日だが、家族がそろう11月4日の土曜日にイベントを行った。

まず、江戸東京博のアラーキーの展覧会に。
そのあと、三ノ輪の中江に、桜鍋。お酉さまの日なので予約ができないということで、
3時すぎ、ちょうどすいていた。

これが実に美味しかった。桜肉は、家族全員はじめて。
以前に、仕事でわたしは試食していたのだが、ちゃんと食べるのは初めて。
馬刺し タルタル 馬刺しの寿司 煮こみとなって、桜鍋。
馬刺しはとてもさっぱりしていて、赤身のよう。
ロースと霜降りのコースを2人前それぞれ頼んだので、両方味わうことに。
みそ味の鍋にシャブシャブ状態で肉をすき焼き風にして卵をつけて食べる。
ザクは麩とネギとシラタキ いたってシンプル。
シラタキは最後に入れる。実にうまい。
「この脂身がうまい!」と、夫がめずらしく感想をのべる。食べてみると本当にとろとろ。
コラーゲンそのものって感じ。足りなそうな息子なので、バラを追加。
なんと脂身ばかり。でも、それが実にさっぱりしている。

最後は「おまけごはん」と称して、卵を全部煮汁に入れる(足りなそうなので卵を1個追加してもらった)。それをごはんにかけて食べるのだ。これがまた絶妙。
おしんこをパリパリさせながら、隣で夫が美味しそうに食べる。息子はごはんをおかわり。
デザートは栗のアイスクリーム。なんと菊の最中皮に乗ってくる。粋だねー。

すっかり満足して、鳳神社のお酉様へ。ふらふらを歩いていく。
いわゆる吉原のゾーンを家族で抜けて、お酉様のにぎわいに。
お祭り好きな娘もみんな大満足。小さな熊手を買って、しめてもらった。
〆てくれた粋なおかあさんがかっこよくて写したのに、ピンボケで残念。

このおかあさんの前を通ると、ちょうど、若いOL風のスーツ姿のお嬢さんが小さな熊手を買っているところ。おかあさんが、「しめましょうか」というと、
彼女は意味がわからなかったよう。そのまま、大きな声で
若い衆も一緒にイヨーッ、シャンシャンとやられて、すっかり恥ずかしそうになって、
ささっといたたまれない風に肩をすぼめて帰っていった。
それを見ていた娘が「家に買う」といってくれて、買ったのだ。
おかあさんに、「今年はこの小さいので、来年大きいのをね」と、言って、
〆ましょうかといわれ、しめてもらい、うちの娘はぽっとうれしそうだった。

なんと外まで、神社のお参りの行列。わたしたちは、遠巻きにおまいりして、
帰路というか、次の目的地・東京タワーへ。
しかし、その前に歩いた歩いた。つくばエキスプレスの駅まで歩いてしまい、
200円で秋葉までいって、浜松町へ。
コーヒーブレイクしてから近距離をタクシーで。
きれいな東京タワーだった。クリスマスのイルミネーションもしていた。人もいっぱい。
全員疲れての帰宅。なんとかイベント終了。まだ全員すねかじりの還暦祝いだった。
by ginsuisen | 2006-11-07 00:05 | お店で食事
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