むせるような梅雨の暑さ到来です。
庭の草、どくだみ、何もかも、伸び放題。
腰や膝の不自由な草むしりのできない、私たちの代わりに、
何を思ったか、息子が抜き始めました。
天候不順はこのせい?
さてさて、先週のこと、打ち合わせが遅くなり、
夕飯に間に合わない・・そんな勢いで特急から各駅に乗った瞬間。
目の前に、友人の姿が。
子どもの保育園時代のママだ。
バランス感覚もよく、三人娘の母として、幸せいっぱいの彼女は、うらやましいくらいに仕事も家事もこなしていた。
そんな彼女は突然、不幸に見舞われる。長女のお嬢さんが大学受験を前に亡くなったのだ。それも人づてに聞いたので、詳しくはわからないが・・自死だったという。
それから1年ほどすぎて、ぼんやりとした彼女とご主人を駅でみかけた。
スーパーでもそうだった。
私自身のもろもろのことも合わせて、彼女の悲しみを心配していたのだ。
でも、目の前の彼女は、以前のままの姿。
自信を持った仕事の母だった。
またね、元気で。
ご家族のみなさんは?の質問をお互いに言わない。
そうだよね、お互いにそれを口にしたら、ぐっとこらえていた堰を切ってしまうね。
まだまだ、心の奥には悲しみの淵をかかえているのがよくわかる。
でも、彼女の姿に出会い、話せたことで、よかったなーと心から思え、私まで幸せ気分になった。
左は、イタリア通の友人から教わった、豚肉のトマト煮。ソテーした玉ねぎ、豚肉に白ワイン、トマトを煮詰めたものと煮ていきます。
右は、久しぶりにアマンディーヌタルト。プルーンをたっぷりのせて。