大好きな能楽鑑賞から料理まで、日常さまざまの記録
by ginsuisen
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カテゴリ:感激・舞台( 76 )
袴能 半蔀
この夏忘れられない能 8月2日@セルリアン

袴能 半蔀

袴能とわかっていながら、宝生欣也さんが登場しても、なぜか、実感できずに見ていたら・・
あらら、友枝さんが登場で、あー、袴なんだ。
面なしなんだ。
でも、女性。なんと美しく、はかなく、せつない。
しかも、蝋燭の灯のゆらめきの中。
夕顔の段を思い出しつつうっとりと・・
面は友枝さん、装束は男の袴。。なのになのに、女性。そして、か弱き夕顔。
なぜこんなにもと、思うと、ふるえるほど素晴らしい舞台を拝見しているのだと、
感動。

真夏の暑い日なのに、興奮冷めやらず、セルリアンのロビーで、つきのこさんとしばしお茶。

いい夏の日でした。
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by ginsuisen | 2014-08-08 15:30 | 感激・舞台
道成寺 友枝雄人さん
続けての6月21日
雄人さんの道成寺

狂言方が山本家というのもうれしい。

道成寺は、雄人さんにとっては、2回か3回目。
いわば、もう大学院卒業し、博士課程の段階なのだろう。

それでも、見るほうははらはらする。

執念の女・・今日のは、そんな感じに見えたのは、このところの、いろいろな出来事だからだろうか。
以前の友枝さんのときは、ひたすら少女のせつない思いに涙してしまったのだが。

友人の友人が初見とかで、興奮されていた。
道成寺で興奮、それは素晴らしい経験。

広忠の大鼓に成田さんの小鼓、贅沢な極み。
今日の成田さんの小鼓は、しっかりとした雄人さんの足運びとピタッと寄り添っていた気がした。
誘導ではなく、ピタッと。それが心地いいくらいで、もっと見ていたい。
しかし、時間がきて、鐘入りになった。
地謡の友枝さんが、脇から見ていると正面に見えた。
シテへの心配などは微塵も感じない、ゆったりとした安心したお顔。
舞台への信頼感が感じられ、見ているほうも、一層、シテの動き、舞に集中できた気がする。

詳しくはこちら


狂言「素袍落」太郎冠者 山本東次郎  主 山本則重 伯父 山本則俊

仕舞「難波」 友枝昭世

能「道成寺」 白拍子/蛇体 友枝雄人
         道成寺住僧 宝生欣哉
             従僧 大日方寛 御厨誠吾
             能力 山本泰太郎 山本則孝
               笛 一噌隆之 小鼓 成田達志
              大鼓 亀井 広忠 太鼓 小寺 真佐人
              後見 塩津哲生 狩野了一 友枝真也
             鐘後見 中村邦生 金子敬一郎 粟谷浩之
                  佐々木多門 佐藤陽
           狂言鐘後見 山本則重 山本則秀 山本凜太郎 若松隆
               地頭 友枝昭世
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by ginsuisen | 2014-08-01 12:39 | 感激・舞台
求塚 そして、消え入りたり~
5月から立て続けに見た能
6月5日は日経能
これも同じ番組を友枝師、浅見師でお能。狂言は和泉流で、万作家と萬家で、競っての演目。

もちろん、私は、友枝師のほうのみチケットゲット。これも、プラチナなので、大変であった。

今回の番組は求塚
大雨の中、でかけました。中正6列19番

●狂言 咲嘩 
太郎冠者 万作師、 石田師、 主 高野さん

叔父さんを連れてこいと言われて、太郎は都に。しかし、どれがオジサンの家かどんな人かがわからない。
で、ひっかかってしまった咲嘩に。連れてはきたが、与太者と知っても丁寧に接する主。
そのうち、主の真似をするがために、あっち、こっちとひっぱりまわされる咲嘩。
最後は、コロコロリンと転がされて・・

あ~、いい気持というくらいの久しぶりの万作先生の声、のびやかな石田さん、懐かしい。
気持ちよくなって、うつらうつらしてしまった。

●能 求塚
二人の若武者に求婚され、困り果てた姫は、オシドリを射たほう・・と。
同時にオシドリを射てしまう。若武者。
それを見て、悩み、自ら死を選ぶ姫。
姫の死を知って、互いに差し違える若武者。
それゆえに、成仏できない姫は、無間地獄に。

どうも、この感想をなかなか仕上げられなかった。
二人の男の求愛に困り果て、難題を出してしまった姫。

男と女の問題は、やはり、謎すぎる。

ひとまず、簡単感想にしておきます。
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by ginsuisen | 2014-06-08 21:12 | 感激・舞台
第4回 燦の会 自然居士 三輪
続けてのお能は5月31日土曜日@喜多能楽堂 14時から

大島さんの自然居士
友枝真也さんの三輪

若き二人の演技は、すばらしく、みずみずしい若さにあふれていました。

詳しい番組はこちらに

お二人とも、師匠の友枝さんの影響なのでしょうか、身体がぶれていない、
きれいな動きと舞。

大島さんの居士は、せつないまでも、一生懸命に船上で、舞をし、鞨鼓を打ちます。

この日、もらった、パンフレットにワキの殿田さんのインタビューが載っていて、実におもしろかったです。

『極悪人の人買い人を演ずるにあたり、ただ、強さや荒さだけではダメで、シテをグイグイ突っ込んでいったのを、あるところで、スッと引いて突き放す。
あるいは、本気になって怒っていたのを上から目線で木庭かにしたいりする。
シテもワキも、お互いにどう来ようとも対応できる「余裕」というか、憎らしいくらいの「幅」がないとダメだと思う。

また、観世の場合 シテとワキが丁々発止でやりあっている感じ
宝生の場合は 全体に淡々と。・・観世のときのようにすると「うるさいよ」と言われる
喜多流は ワキのほうがいろいろ怒ってくってかかるけれど、シテは動じず、のらりくらり・・

<喜多流では「自然居士」は「柳に風のように」という教えがあります。>

なるほど、そうだね、柳の葉っぱはユラユラしていても、幹はシッカリしている。
幹がシッカリしているから、激昂したワキをいなしたり、受け流したりすることができるということでしょう。』

三輪
三輪はなんども見ているのですが、どうもよくわからないでいました。
三輪の山の神たちの話なのだが、そこに神婚神話が加わり、最後は天照大神の天岩戸の話となるので、
だんだん、なんだかわからなくなる・・だったのです。

ただ、この日の真也さんの三輪を見ていたら、なんだかそれがとてもよく分かった気がしました。

前場の里女の可憐さと打って変わって、後場は、作り物の中から、神の声を発します。
その声の神々しいくらいな張りのある声に圧倒されました。
そして、きちんとした舞の美しさ!

先ほどの殿田さんはパンフの中で『普通は、ワキのお坊さんのほうが旅先でしてに出会うパターンなのに、三輪だと、玄賓僧都の庵にシテがわざわざ訪ねてくる。
これがこの曲の決定的な特徴だと思うし、このために、前場のワキは難しいのです』と語っています。
また、解説の金子直樹さんは、

『この舞台になった、奈良盆地を巡る山々の中で、三輪山はひときわ形の整った円錐形の山で、
さながら、蛇体がとぐろを巻いた姿に似ている。
神社には本殿がなく、拝殿から三つ、鳥居を通して、山そのものを排する形式で、まさに山そのものに神が宿っているのだ』と。

『この三輪山にまつわる神話を下敷きに能・三輪が作られた』と。
幽玄無上の情趣を持つと同時に、幽玄のみに流れない女神としての威厳と気品を持っている。
それは一筋縄ではいかない、複雑な局面を持つ作品である』とも。

三輪の神婚説話・・・それは、人間と神の異類の結婚をモチーフとしたもの。
夫(三輪の神)は、毎夜女のもとに通う。その正体を知りたくて、裾に糸をとじつけ、それを頼りに追うと、
神木に苧環(オダマキ)の糸が残っていた。男は三輪の神だったのだ!
そのあと、天岩戸神話に基づいた、神楽の始まりを語る舞になる・・

それが、やっとね、わかりました!

若者たちの能は、進化し、頂点に向かっている。そんな感じを受けました。

狂言は
野村万蔵さんの酢薑(すはじかみ)・・安定しております。
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by ginsuisen | 2014-06-07 17:12 | 感激・舞台
国立企画公演 邯鄲
5月はさらに、国立の企画公演にも行きました。
観世と宝生で同じ番組をするという企画公演
本当は31日の宝生の乾之助先生の仕舞も見たかったのですが。


5月29日木曜 1時開演
おはなし 松本 雍

砧 仕舞 片山幽雪

船渡婿 シテ婿 茂山逸平 アド舅 茂山七五三 アド太郎間冠者 茂山童司 アド船頭 茂山あきら

邯鄲 夢中酔舞
シテ 片山九郎右衛門
子方 味方 梓
ワキ 森 常好 森常太郎 館田善博 梅村昌功 野口能弘 野口琢弘 
アイ 茂山 茂
笛 杉 市和 小鼓 幸 正昭 太鼓 柿原弘和 太鼓 観世元伯
地謡 谷本健吾 長山桂三 馬場正基 柴田稔
 岡田麗史 清水寛二 観世銕之丞 西村高夫

ゆるぎのない、身体能力 美しい、悩める盧生 片山九郎右衛門さん、素敵でした、
若い!しなやか!
幽雪さんの仕舞・・やはり、美しい。お年に見えない優雅さ。待つ女の哀しみ・・やはり、このお家はすごい。

船渡婿・・うーん。萬斎さんのに、慣れた目からは、ドタバタするだけで、婿入りの華やかさ、祝言らしさがありません。船頭と舅が別・・これが要因かと。

おはなしの松本さん・・とても静かな語り口で好感持てました。
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by ginsuisen | 2014-06-07 15:51 | 感激・舞台
屋島 そして蝉丸で涙
松風を見て、すぐの5月3日川崎新百合のホールへ
この会は、東次郎さんの奈須と友枝さんの八島という、ごちそう番組なので、
ホールといえども・・とチケットゲット。

あー、でも、やはり、ホールなので、哀しいかな、
柱半分、橋掛かり少しなので、どうも、やっぱりでした。
馬場あきこ先生の解説つき。

アイの奈須・・東次郎さん、すごくよかったのはよかったのですが、
和泉流とずいぶん違う?
萬斎さんや万作先生のは、
「ころは3ガチ18日~」と緊張感高まる始まりで、
最後の波の間に間に、扇がひらひら、赤い緋袴が~と
見えるのですが、
東次郎さんのは、能の間の語りとしての、静寂感のものでした。

屋島の戦いぶりは、やはり、友枝さん、勇壮で、美しく哀しいものでした。

かなり、時間が押していたので、馬場先生のアフタートークは失礼して、帰宅へ。
残念、友枝師もご登場だったようです。


翌5月10日の土曜日
国立へ、香川さんの「蝉丸」へ。
蝉丸・・私にとっては、百人一首の「これやこの~」が好きな一句のため、
なんだか、親しみがあります。
で、一度はちゃんとお能で見ておきたい。
そんな思いで、行きました。

馬場先生の解説
逆髪は坂神か

蝉丸がいつの間にか神格化され、神となった。
蝉丸を祀る神社はいくつもある。それはみな坂の途中に・・そんな話でした。
先生は神社に行かれたとか。・・行ってみたいな~

なぜか、泣きました。
逆髪になってしまった姉が、盲目になってしまった弟を訪ねていき、
再会する話です。
姉弟の越し方、行く末への不安が、つのり増していくのですが、
なぜか、同時に、もし、夫や私のあとの、我が子 姉と弟はどうなるのか・・
私自身の身の上と重なり、涙が・・

蝉丸
シテツレ蝉丸は塩津さん、シテ逆髪の香川さん。
先日の土蜘蛛のときは、頭と手のぶれが妙に気になっていたのですが、
この日は、あまりそれを感じませんでした。
塩津さん、香川さんは、少年のときに、故郷(香川さんは岩国)から出てきて、喜多流宗家に預けられ、
共に、能楽を学んで、成長したお二人。
能を見始めたときは、お二人の「二人会」もよく見せていただきました。
今回、香川さんは、芸術院賞をおとりになり、
わざわざ、お手紙までくださりました(多分、一度チケットを買った人にまで送付?)。

その二人の絶妙な呼吸が舞台を盛り上げてくださったような。

あー、蝉丸も逆髪も、また、再会することはないのでしょうね。
姉弟という深い関係も、運命の前では、流れるままでしかないのか。
そんな想いで、あとにしました。


トーク 馬場あき子
狂言 鐘の音
善竹 隆志
大蔵 教義
大蔵 吉次郎

蝉丸 
シテ香川靖嗣
ツレ 蝉丸 塩津哲生
ワキ 宝生閑 脇ツレ 則久英志 大日方 寛
アイ 善竹 十郎
笛 森田 保美 小鼓 曽和正博 大鼓 安福建雄
地謡 粟谷浩之 内田成信 友枝雄人 友枝真也
狩野了一 大村定 友枝昭世 金子敬一郎
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by ginsuisen | 2014-06-02 10:50 | 感激・舞台
松風で胸打つ
舞台を見ても、すぐになかなか書けなくなってしまっている。

忘れられない舞台
喜多流特別公演 4月27日@喜多能楽堂
●目当てはもちろん友枝師の「松風」 
この日、友人の計らいで、なんとめずらしく正面席。しかも、かなり前のほうでした。ありがたや。

今まで、宮島やその他でも松風を見ていたのですが、どうも、話が呑み込めていませんでした。
これまで、なぜ、身分の低い女というか姉妹が捨てられた男への思慕をめんめんと持つのか・・
一人の男と姉妹・・なんだかな~だったのです。
ま、私は、かなり現実的で、ロマンチストではないせいもあります。

でも、この日、正面でみたせいか、もしくは、やはり、友枝さんの芸なのか、
それは、すごい、愛への想い、重い思慕の物語とわかりました。
形見の肩衣を抱え込む松風の勢いこむ仕方。
肩衣をまとい、想いを込めた舞い。
こんなに別れたというか、置いて行かれた男への想いが続くのか。
もしくは、海女の女にとっては、天上人とのかかわりを持った幸せが忘れられないのか・・
寄せては返す波、その波ごとに、かの人がかえってくるのではないかと、胸がざわめく。
砂浜に立つ、松さえもかの人に見えてしまう。
妹の村雨よりも、姉の狂おしい想い。
それはなぜなのか。
もしかしたら、リアルでは村雨のほうを男は愛していたのではないか、
それへの嫉妬も交じっての姉の想い・・

そして、場所は、あの光源氏が流離された明石。
源氏が明石の上と出会った、須磨明石。
明石の上も、京に戻った源氏を待ち続ける。娘を生んで・・
それは、もうすさまじいほどの愛、思慕でございました!!
友枝さんすごっ!当たり前ですが。

そして、だれもいなくなった、海辺、松風だけが~

料理に鶏ひき肉の焼き物に松風、お菓子にも松風というのがある。表面は賑やかにケシの実で飾られているが、裏は何もない。
うら寂しい・・この舞台から名付けたのか、どうなのか。


シテ連れ村雨は、狩野さん、はい、おきれいでした。
ワキは、宝生欣也さん。
アイは山本則孝・・真っ当さがたまりません。

でもって、囃子方は
笛 松田弘之・・・キャッでございます。
大鼓 國川 純
小鼓 鵜沢洋太郎さん・・・こころなしかダイエットした?

地謡は
もちろん喜多流の面々。
粟谷能夫さんが地頭で、香川靖嗣、長島茂、大村定
佐藤陽、内田成信、友枝雄人、大島輝久

●狂言 
清水 山本則重 山本則孝
・・これは、もう、お約束のような、おかしみの狂言。
ただ、和泉流と違うのは、「採って食りょう」でないところ。
それと、時間の関係か、清水への道を主と太郎の行ったり来たりが少なかったような。

●最後は、久しぶりの土蜘蛛
これは、蜘蛛の精が、蜘蛛の糸を投げる、それはもうお楽しみ能。

シテは塩津哲生
シテ連れ 太刀持ち 友枝真也
胡蝶 佐々木多門
源頼光 金子敬一郎

ワキ 森常好
脇連れ 館田 善博 森 常太郎
アイ  山本凜太郎 

大鼓 佃 良太郎
小鼓 大倉源次郎
太鼓 観世元伯
笛 藤田貴寛

地頭 粟谷明生
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by ginsuisen | 2014-06-01 19:48 | 感激・舞台
景清 ひさしぶりの能でした
長らくブログ更新しないうちに、梅雨の季節になってしまいました。何をしていたかというと、
春先からかかっていた仕事に追われておりました。
久しぶりのかつての専門分野、しかし時代は、大きく変化して、
手書きではなく、当然にコンピューター化。
ほとんど、浦島太郎状況で、てんやわんや~

前置きはさておき、久しぶりに、能楽堂へ。
ラッキーに友枝さんのチケットが買えたのです。

6月6日の日経能です。
番組は、茶壺と景清。
この日経能は、同じ番組を二日に分けて、演者を変えて、演ずる。
味なことをしてくれるのだか、二日も夜を空けられない身。
まだ浅見真州さんと比べて見たことがない。
で、もちろん、友枝さんチケットに集中いたしました。

さて、景清
藤原景清の話です。
平家壇ノ浦のおり、なんと武者4人が逃げ切ったという。
その中の一人が悪七兵衛景清(他は、越中の次郎兵衛盛嗣、景清の兄・上総の五郎兵衛忠光、飛騨の四郎
兵衛)。

パンフの馬場あき子先生の解説「老残の猛将の父性愛」によると
「景清はどうやって、源氏の船団の中を逃亡できたのか。ともかく筑紫の日向(宮崎県)まで舟を南下していったのである。疲労も深く、潮で眼を痛めて、盲目となったのかもしれない。能「景清」はその後日譚ということになる。
能では「流され人」といっているが、景清にの景清は、日向まで逃れます。
「この日向まで逃れてきて、人情に感じ、この地で¥に果てることを決意し、もはやこの世のことを見るのをやめ、自ら両眼を抉って、大淀川の川向うに投げ捨てたと伝えられ、向こう岸にはその生目神社が眼病の神として信仰されている。いわば、景清は「逃げ上手」「生き上手」という民衆の期待をになった英雄の一人だった。日向という地名も盲目の心に似合わしい希望を感じさせてくれる地名である~」

そんな日向に、景清の娘がたづねてくる。その父娘の対面がお能のテーマ。
後場もなく、わきの宝生さんは、だいぶたってからのご登場。
娘と対面した景清は、「恥ずかしや御身は花の姿にて」と身の零落をなげき、昔を回想し、平家一門の船中になくてはならぬ存在だった自分を誇る。
娘から思い出に手柄話をのぞまれ、衰弱しきった体ながら、八島での鎧引き(シコロヒキ)のありさまを、娘に語る。

この鎧引きって、敵の兜の鎧に手をかけるが、普通は切れるはずもない鎧が、双方の力で切れる。景清の腕力と敵(三保谷十郎)の頚の骨、ともに鍛え抜かれた武士の美談なんだそう。
すごい力持ちだったなんですー。

しかし、それを衰弱した今、正確には再現できない。そんな姿が舞台に。

そして、最後に、娘の肩に手をかけ、しばらく歩いて・・別れる。

なのですが、ですが、最後に、肩をポンと強くたたくように押しやったのです。
まるで、音がするくらいの勢いでした。
その力強さ、思い切りのよさ、まさに、父性。哀しいくらいの父の愛が見えました。
かなり、胸にずんときて、涙をさそうほどの衝撃でした。

忘れられない能にまた出会えた気がしました。よかった、見れて。
そういえば、景清・・はじめてだったかもです。

この日の狂言は、萬さんの茶壺。ほんわかほんわか、いいお茶でした。
翌日のTVで「千作さんをしのんで」が放映。萬さん、三林京子(千作じいちゃんにならっていたよう)かたや兄弟仲良くの舞台作り、でも、萬さんは・・それを語るアナウンサーや三林さんの心中、いかばかりと思いつつ。
万作さんは、その場にはいないで、別撮りでの登場でした。
狂言そのままの千作じいちゃんとは、もう会えません。


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いつも散歩道に立っている石のアート、「まかせなさい」という題がついてます。
通るたびに、糖質制限しなさい!と言ってますが・・

詳しい、番組は後ほど。
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by ginsuisen | 2013-06-16 22:01 | 感激・舞台
今年も宮島へ~
今年も宮島へ観月能へ行ってまいりました。
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朝の新幹線で各自乗って、広島駅でみんなと集合ですが、
今年は、なんとバラバラに指定席を買っているのに、
通路はさんだお隣にfukuyokaさんが!
楽しい道中となりました。

昨年同様にお昼を堪能していただいてから、宮島のホテルへ。
今年は、大河ドラマの影響でしょうか。土曜でもあり、すごい人出です。
なんと、清盛ラーメンなる店までできてました。
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↑お釜でアナゴご飯が登場しました。二人では食べきれないほど。

観能前は、いつものお店で日の暮れるのを待ちました。
お抹茶の美味しかったこと。

今回のお能は、「井筒」。
天気もよく風もなく、月だけは見えませんでしたが、
序の舞のころ、空を見上げると、星がきらきらとして、カシオペアが見えました。
「つついづつ~ あら、なつかしや~」までの舞がいつも以上にながかったような。
あー、きれいでしたー。素敵でしたと、言葉にすると簡単すぎますね。

終了して、思わず、「あらなつかしや~」にときに、失礼ながらFさんとNさんにご主人を思い出しましたかなんて聞いてしまいました。お二人とも、うなづいてらっしゃいました。

さあ、宿に帰って、居酒屋で食事、いい夜でしたー。

翌朝散歩にでると、すでに7時ごろで団体客が神社方向へ。
で、そうそうに帰ることに決めました。

その前に、大聖寺まで散歩。いい寺町の風情残る街並みでした。
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[#I MAGE|c0092027_13475542.jpg|201210/24/27/|right|240|427#]

↑木の彫刻が立派な門でした。参道はこんな感じ。
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↑平成の五百羅漢だそうです。

宮島口の「うえの」でお弁当ゲットも10分以上待ち。
食事は1時間以上待ちだったようです。
広島駅で思い出のために「麗ちゃん」に寄りました。


来年も行けますように。
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by ginsuisen | 2012-10-24 13:54 | 感激・舞台
綾鼓 老人の恋@セルリアン
6月の最終土曜日30日は、セルリアン能楽堂の企画公演。
「綾鼓」でした。
お約束の馬場あき子先生のお話がおもしろかったですー。
この能は、老人が身分違いの姫に恋心をもってしまったという話。
歴史上の史実ではなく、完全フィクションだそうです。

ー御簾の中だけで常に過ごしていた女御がある管絃の宴で姿を見せます。
それを一目見てしまったお庭掃きの老人は恋慕に明け暮れます。
そのことを知った女御、桂の枝にかかっている鼓を打てば、御所に聞こえれば、
再び姿を見せてあげる・・
恋の心を奪われた老人は一心に鼓を打ちますが、綾絹張りの鼓は鳴るはずもない、
ならぬ鼓=ならぬ恋だったのです。
それを知った老人は怨んで池に入水する。
老人が入水したことを報告を受け、老人の執心を慰めるようにと臣下に勧められて、池辺に至った女御
「波の打つ音が鼓の音に似ているわ。面白い鼓の音ね」といい、たちまち狂気の態に・・
そこに池の中から怨霊となった老人が現れ、「われは魔境の鬼」とばかりに
今度は鳴らぬ鼓をあなたが打ってみよと責めます。
その責めは骨をも砕くほどの地獄の火車の責めにも過ぎるものだった。
そして、女御に怨みの言葉を残して、再び池の中へ戻っていくー


よく似た話にこの綾鼓の原型でもあるのが観世の恋重荷。
人の心には重い恋の話として、やさしい終わり方だとか。
綾鼓は宝生と金剛流の演目で、喜多流には長くなかったのだそう。
それを戦後、昭和27年に喜多実さんがお願いして、新作復曲として土岐善麿とともに創作したのが、
今の喜多流の綾鼓なのだそう。
昭和27年、日本が迎えた新時代の考え方、姿勢が文言上加味されているのだとか。

こんなふうに演目を流派が抱えているんですねー。
喜多流は、後進だから、もってなかったということでしょうか。
その演目を演じるには仁義を切るなんて・・日本的!
そのままもらうのではなく、新作として作るわけですねー。
それだけに、新作として大いに土岐善麿と喜多実さんがはりきったのがわかる気がします。

ところで、老人と貴人の恋は実際にもあって、
藤原時平の娘・・絶世の美女だったらしいです。
この褒子(ほうし)さんを御簾の上がったところで、見染めてしまった、女の人に縁のなかった一人の僧。
90歳に近い僧?が恋をしてしまい、
こちらは悲劇にならずに歌を交わしているのだそう。
ここに詳しくはありましたもう一つ、ここにも。馬場先生いわく、かわした歌に注目とのこと。

さてさて・・恋ねー。
源氏物語でも、夕霧、薫、そして悲劇の柏木もみんなふだんきれいなお姫さまを目のあたりにしていない(というか、平安の時代の女たちは長い髪で隠し、夜も蝋燭や月明かりで素顔を相手の男に見せるだけのくらし。夫婦や愛人になってやっと・・素顔を見せるくらい)ので、御簾の中からちらfりと見えただけで、好きになってしまうのだから・・いやはや
老人とてそういうことなんでしょうねー。

しかし、この綾鼓の老人、身分違いゆえにバカにされ、こけにされて、怒りまくってしまったわけだけど・・
女御もいけないですねー。
からかっているわけで・・まさにかぐや姫状況。
相手が帝クラスだったら、こんなことはなかったのでしょうね。
入水後の波の音が鼓の音?そりゃ怒りますねー。
でも、怒りスギ?好きな女御を殺ししてしまうんですもの。
ま、池の中、怨霊の世界に引きづり込んだわけで。。念願かなったのかなー。

この激しさを友枝さん、もうそれは恐ろしく激しかったです、こわかったです。
隅田川での母の愛の怒りとは違う、
純な心を踏みにじった怒りでした。

ところで、この日、早くついて、2階の陳さんのレストランでランチしましたー。
並んで待つこと10分。ランチ人気です。
麻婆豆腐・・辛くておいしかったです。食べすぎないように、ご飯なしで、なるべく食べて、ご飯のお代わりをしないようにしました。
しかし・・お茶を別に頼んだら、茶芸店でないのに1800円。またもや無駄使いの私でした。
ま、凍頂烏龍はかなりのものでしたが。
こんどから気を付けないと・・でも、中国料理店なんだから、普通にお茶くらいだせばいいのに!
麻婆豆腐の辛さは水では助長されるんですよねー。
杏仁豆腐は、かなり美味しかったです。
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by ginsuisen | 2012-07-05 00:48 | 感激・舞台