大好きな能楽鑑賞から料理まで、日常さまざまの記録
by ginsuisen
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セルリアン能楽堂 杜若~鵺
毎年、夏の暑さがジンと感じるこの季節に行われる
セルリアン能楽堂の喜多流公演。昼と夕方に友枝さんが登場で、
チケットも激戦。今年もなんとか中正面を友人の努力のおかげでゲット。
外の暑さとは別格のひんやりのこの能楽堂ではいつも毛布を借りての鑑賞となります。
それにしても、ここの見所といい椅子も最悪、すわり心地がすごく悪いのです。

1時からの公演

棒縛り 太郎 野村萬斎 次郎 石田幸雄 主 深田博治 後見 月崎晴夫

能 杜若
シテ杜若の精 友枝昭世 脇旅僧 森常好
笛 槻宅聡 小鼓 曽和正博 大鼓 亀井広忠 太鼓 大川典良                   後見 香川靖嗣 中村邦生                              

地謡 井上真也 金子敬一郎 内田成信 大島輝久
    狩野了一 出雲康雅 粟谷能夫  長島茂

例年通り馬場あき子さんの解説からはじまりました。
今日は、人間国宝認定後、初めての能とのこと。貴重体験ですぞ!と馬場さん自身がうれしそうでした。
業平という人は、歌を詠むが才学はしない、女性にもてたなどなど業平の解説がおもしろい。
絶対にいけない斎宮までとも交流してしまった業平。
そのおとがめを受けて、旅に出たともいわれているけれど・・
この業平の行いは、源氏物語の光源氏とダブルことも多い。
そして、業平の伊勢物語とは・・実は母親や親が亡くなると、三年ほど休みがもらえる。それが実情ではなかったかと。そして一人二人の旅ではなく、ほかにも親を亡くした友人二人ほどをともなっていたので、供のものまで入れると、そうそうたる人数での旅だったはず。
そんな業平たちが、三河の国にきて休んでいた場所が杜若の名所。
興を楽しんで、ヤンヤと謡ったのが、「唐衣着つつなれにし妻しあれば遥々来ぬる旅をしぞ思ふ」であったのだろう。干し米に熱湯をそそぎ、干し鮎などをのせて食べたのでは・・とは馬場さんのお話。

その杜若の宿場に脇僧が旅にきて~で始まる杜若の精による業平の恋の話が主題の能というわけだ。そして、最後は業平は多くの女たち、待つ女がいたが、それはすべて、衆生のこと。
菩薩=業平ということなのだとか。

お約束のように、娘姿で登場した杜若の精は、本朱を主体にした縫箔の花模様も華やかな着物姿で本当に花のようだった。物着後の後シテの衣装は、まさしく蝉の唐衣(後半で、袖をかついだときの謡いにあり)のような深い本藍の長見、金扇の模様が飛んでいて、杜若そのものにように匂うような美しさ。髪にかかる朱色の飾りひもが3本垂れたところも本当に美しい!のでした。
スーッと立った姿は、精進潔斎をしたような、何物をもよせつけない、しかし驕りも高ぶりもない。杜若の精であり、業平になりきる、ただそれだけを見せる。それはそれは見ごとに美しく、舞がいつまでもいつまでも続いてほしい、まさに菩薩のようでした。
国宝に認定されようがされまいが、変らぬスタンスの強さを大いに感じた思いだった。


狂言の棒縛り・・いやー、萬斎&幸雄コンビはいいわー。
蜻蛉の肩衣の萬斎さんでした。酒は元薬なり~は、野村家の棒縛りに欠かせない謡。
そして、暁の~も。棒縛りと附子って、何度みてもあきない。

まずは第一部。お囃子・・広忠さんの袴がブルー!ちょっとびっくりだったけど、太鼓がとってもいい感じに舞を支えていました。
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by ginsuisen | 2008-07-28 16:41 | 感激・舞台
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