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ずっと更新できないままでいました。
次の友枝会のことも書いてないのですが・・・ひとまず 今年の出し物の中でも、おそらく後の世まで語られるとしたら・・ この舞台だったかもしれない、そんな舞台がありました。 そう、あの、万作師の釣狐の再演があったのです。 2度としないと言われていたものを、しかも袴狂言です。前場のみですが、それでも十分。 (どうやら、土屋恵一郎さんの著書「狂言三人三様」で、土屋先生が万作師に前場だけでもどうかと話していたようです。そのとき、万作師は答えを言わなかったよう。それが実現したので、パンフには土屋先生が万々歳の寄せ書きがある) 私が狂言や能楽にはまったころには、 もう釣狐は演じないと言われていたあとだっただけに、 私自身の卒業式の気分になりました。 広島の日と初日は重なっていたので、日曜を選択。 昼間の能楽堂ののんびりした空気は、例のごとくに野村家ファンクラブの集いのように華やかでした。 ドナルドキーンさんに、田中真紀子の顔も見られます。 連吟は、弟子一同。野村家のお得意の能の謡のような抑揚のある謡です。 さて、釣狐。漁師は萬斎さん。 幕が上がったとたんに顔は万作師なのに、狐がいました。 それも姿は白蔵主なのに。手、足、すべてが狐です。顔までも。 とうとう見ることができたのだ・・という見所の感動がドーッと波打つような。 さて、漁師を説き伏せる白蔵主に漁師はもしや、わかっていたのでは。 あの罠を捨てにいったしぐさには、それが感じられるような。 そんな気にさせるほどの萬斎漁師のふてぶてしさ。 罠の揚げネズミ(ほんまかいな)への未練たらたらの狐の本性。 中島敦の山月記での虎となった万作師の舞台を思い出していました。 あー、あのときもきっと狐をなさりたかったのだろうなー。 それに、萬斎さん、弟子たちの狐を指導するたび、想いがつのったのだろうなー。 あくまでも現役の狂言師が迫真の演技を見せる、老練の狐となって。 すさまじい演技者としてのエネルギーを感じました。 休憩をはさんでの狂言 こちらは、萬斎さん中心です。 止動方角 なんと馬はあの遼太君。馬をする立派な狂言師になられました。 (あのころ、おじいちゃん万作師はポケモンを持って、カナダまで指導に行っていたのよねー) でもって、主は石田さん。 あー、楽しいわー。萬斎さんとの掛け合い、もみ合い?ももう本当に息ぴったりで。 でも、ちょっとスネテ、橋掛かりにスタスタ歩く萬斎さん、 すり足系ではなく現代人風歩きだったけど、 それアリ?って風でした。 時代の中での新演出かなって思ったけど、どうなんでしょう。 万作師のお祝いのような舞台で、すがすがしい思いで帰りました。
by ginsuisen
| 2009-10-28 05:19
| 感激・舞台
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