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知人の料理研究家のYさんのお友達は、北イタリアはオーストリア国境近くの
トレンティーノという街のシェフ・仲田睦さん。 その方の講習会と試食会があるというので、参加しました。 仲田さんは、情熱大陸にも出演した、なかなか剛毅な若き女性シェフ。 かつてはテニスプレーヤーだったのが、今は、イタリアンのシェフ。 骨太の声で、よどみなく説明する姿はすがすがしく、あー、こういう時代になったなーって気がしました。 トレンティーノの街は、オーストリアに近いことから、食も大いに影響を受けているそう。 その代表的な料理がカネーデルリ。 硬くなったパンを再利用したお団子です。 イタリアのパンの料理といえば、パンにトマトや野菜を染み込ませた、サラダ・パンツァネッラがありますが、 このカネーデルリは、肉やほうれん草や、ま、ともかくあるものなんでも一緒に混ぜて、 お団子にし、ゆでます。スープの具にしたり、チーズのソースでいただいたりするそう。 これがその仲田さんの作ってくれたもの。カネーデルリ・クラシコ トレンティーノのチーズのフォーンデュータを添えて(ベシャメル+チーズ+セイジバター) そして、もう一つ有名なのが、ストゥルーデル。ドイツのお菓子で有名ですが、 こちらの生地(パスタ)は、パイ生地ではなく、バターの入らない粉と生クリーム主体の生地を、50×60cmくらいに薄く薄く伸ばします。 共同経営の女性パテシェは、宙で伸ばして、それからどんどん、透けるほどの生地に伸ばしていきました。 まるで手品のよう! そこにスライスしたりんごとレーズンなどの具をのせて、くるくる丸めてオーブンで焼くのです。 これをカットしたのが、これ。パイ生地製と違って、生地がもっちりしっとりで美味しかったですー。 このほか試食で出たのは、 スペック(生ハムの燻製)に、チーズ(トレンティングラナ・・パルメジャーノと同じ製法でしかも安い)に、 牛ほほ肉の赤ワイン煮込み(この地は牛肉も有名とか) フェラッリがスポンサーで、フェラッリのスプマンテつき。クロスティーニ2種。ポルチーニとキャベツとサラミのせ。キャベツは塩もみみたい・・これもロシアやドイツ料理の影響でキャベツ漬けがあるのだそう。 なんと仲田さんの友人でもあるフェラッリ社長も来日中とかで、乾杯の音頭に登場しました。 早速、カネーデルリを作ったので、次回の記事に載せまーす。 夜の会もあったのですが、この昼の会・3000円でレシピも試食もあって、お得でした。 大丈夫?R王国さん・・なんて思ったけど。 イタリアって広いですねー。 オリーブオイル文化は南。 トレンティーノは北なので、ドイツ圏の料理の影響たっぷりです。 この北に魅了された仲田さん。なぜ?の質問に、そこで出会ったから、そこで出会った人がいたから・・ 今では、トレンティーノをヨーロッパやアメリカに広めるための食の大使的な役割で、世界を周っているそうです。共同経営の夫婦とほとんど家族のような存在になるまで、 彼女ならではの苦労があったと思います。 でも、うれしいですね、こういう骨太の女性がどんどんでてきてほしいです。
by ginsuisen
| 2009-09-21 10:32
| 家の食事
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