大好きな能楽鑑賞から料理まで、日常さまざまの記録
by ginsuisen
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果たして執着か 自らの想いか ダイナース能「葵の上」
すっかり感想を書くのが遅くなったのですが・・・
夏の終わりに見たのは、ダイナースカード会社主催の、
なんと、友枝さんの能「葵の上」でした。

これかカード会員限定なので、友枝さんのHPにも載っていない、特別の能。
しかも蝋燭能です。
馬場あき子先生の解説つき。いつもよりも、丁寧な解説だった気がします。
そして、カード会社主催の関係か、やたら、夫婦連れが目立ちました。


蝋燭も、かなり多く灯されました。いつもは神官とか、黒子的な人なのに、
井上真也君ともう一人若手佐藤 陽君の二人で一つ、一つ、灯されます。

初めの狂言は、先日の万作師で見ている、「清水」を兄の萬さんで。
同じ流派でありながら、同じ師の父・六世万蔵師から受けているのに、
どこか違います。
なんだろう。この違いは。決して、どしらかが劣っているのでもないのですが、
最近、萬さんの舞台を見ていて、ほっとした温かさを得られることが多い私には、
心の受け取り方が違う気がしました。

「葵の上」・・友枝さんのものは、確か、横浜で見ているはずなんですが、
またまた、初見のような気がするほど、ぞくぞくとしました。
六条御息所は、葵の上に対しての嫉妬が燃えて・・と解釈もできるのですが、
何回か見るうちに、そうではなくて、源氏への想いの強さ、それを表に表せない、
故皇太子夫人であり、斎宮になる娘を持つ母としてのプライド、
でも、年下の源氏への想いは忘れられない・・悶々とした想いは、
身体から浮遊し、たまたま、出産という、最も大変な女の時期を迎えている、
葵の上の場に、さまよってしまう。
そのさまよいを、説き、冷ましてくれるのは、横川の僧都(閑さん!)の祈り。
この僧都の祈りに、温かさがあるからこそ、納得し、想いは静まるのでしょう。

前場の思いつめた御息所の出がいいんですー。
そして、後場のまた、緋袴に、頭からすっぽりとあでやかな着物をかぶった般若となった御息所が、また
悩ましく、せつなかったです。
祈りが通じ、納得したときの般若の面がこころなしか、哀しい顔になるのも、
お約束のような、友枝さんの芸なのですが、ぐっときました。

そして、この日の大鼓・広忠君に、お笛は一噌仙幸さんですからねー、もう気持ちぴったりに
よりそうような囃子でした。


夏の終わりを感じる8月23日の3時半からの公演@国立能楽堂
外に出ると、残暑というよりも、少し涼しい風を感じました。

帰りは女友人たちと、女心で盛り上がりました~。

葵の上にはいろいろな解釈がありますが、実際の源氏物語では、
具体的に御息所の生霊の話はでてこないそう。
(これからもう一度読み直しますが・・)
私は、単に、御息所が葵の上に嫉妬したとは思えません。
なぜなら、源氏にとって、正妻の葵の上は、妊娠までは、もったいぶった女だったのです。
出産が近くなり(死が近づいて)、やっと、気持ちが通じ合うようになったのですから。
ましてや、たくさんの女関係のある源氏の正妻だけに嫉妬を持つ時代でしょうか。
やはり、表だって、愛を伝えることのできない御息所の悶々とした想いが、
あの車争いでの屈辱を経て、
つのっていったのだと思います。

だからこそ、ずっと後になっての、源氏との再会・別れの場「野宮」での、
静かな語らいがあるだと思うのですが・・・

検索してみると、粟谷家にこんなレポートがありました。→なるほどーです。また見たい。これが能の面白さかも・・。







●狂言「清水」 和泉流
シテ 野村 萬 
アド 野村 扇丞

●能「葵上」 喜多流
シテ 友枝 昭世
ツレ 高林呻二
ワキ 宝生 閑
ワキツレ 大日方 寛
アイ 野村 扇丞
笛 一噌 仙幸、大鼓 亀井 広忠、小鼓 曽和 正博、太鼓 関せ 元伯

地謡 佐藤 陽、粟谷 浩之、長島 茂、井上 真也
    谷 大作、出雲 康雅、粟谷 能夫、大村 定
後見 内田 安信、中村 邦生
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by ginsuisen | 2009-09-20 04:46 | 感激・舞台
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