大好きな能楽鑑賞から料理まで、日常さまざまの記録
by ginsuisen
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また一つ忘れられない舞台に 能楽座第15回
能のチケットは、かなり前から購入することがほとんど。
それで予定を入れていくのだが、今はそうはいかない。
母のこと、姉の予定などがあるからだ。

8月の15日の「能楽座」は、行きたいなー、でも無理かなーと思っていたのだが、
いつも見ている姉ではなく、次姉のところに母がこの週行くことになり、運よく大丈夫そうということで、
急遽チケットを問い合わせしたら、あるというので行けた。


なぜ、行きたかったか・
それは、乾之助さんの法王に、片山九郎衛門さんの大原御幸だったからだ。
この組み合わせで見ることは、これからあるかないかわからないくらいの豪華さ。
この二人の熟成された演技を見たい!だったのです。

演目はすごかった。

初めの一調一管は、「小原木」茂山千之丞さんだ。
 木買わせ~木買わせ~小原木召せや黒木召せ
 小原 静原 芹生の里~
これは、狂言小舞の一つ。大原の里から薪を頭に乗せて売り歩く大原女の姿が浮かぶ謡です。
ここでは舞台は三千院、寂光院の世界に。

大蔵流と和泉流では謡い方も違いました。
和泉は、きこうーしー、きーこうしーだった気がしました。

その次の舞囃子は、「三輪」神楽留 梅若玄祥さんです。ありがたさいっぱいでした。

続けて、狂言の重鎮二つ

独吟「鳴子」
野村 萬

小舞「七つに成子」
茂山忠三郎

これも、和泉では「七つ子」といいますが、初瀬の花見をした気分になる、じつはちょっと意味深な謡の小舞。
忠三郎さんのこれを見れたのも幸せでした。

続けて、
一調「船弁慶」
近藤乾之助
太鼓 金春惣右衛門

うーん、乾之助さん、渋い謡は平家物語の世界へどんどん導かれていくようでした。

舞囃子「邯鄲」盤渉
観世銕之丞
笛 藤田六郎兵衛   小鼓 曾和尚靖
大鼓 安福建雄   太鼓 観世元伯

面をつけずに、舞囃子で見せる邯鄲ですが、それはそれは一炊の夢以上。
舞台を縦横に舞って見せます。六郎兵衛さんの笛に、曽和さんの小鼓、安福さんの大鼓、観世さんの太鼓。
いずれ、本舞台を見たいです。

狂言舞囃子「法師ヶ母」山本東次郎

これがまた、よかった。優雅な東次郎さんの舞にうっとりするうちに法師ヶ母のせつなさが伝わります。

狂言「柑子」
太郎冠者 野村万作
主人 野村万之介

そしておなじみの狂言ですが、一人残された俊寛の語りは、万之介さんならずとも引き込まれます。

さて、ここまで韻を踏んでの大原御幸。すべての演目がここへ集中しているのに、気づいたのは六道の地獄を語るころでした・・・あー、ボケボケですね。

美しい、はかない建礼門院の姿。片山清司さんの大納言局もきれい!
で、なんといっても法皇が!
橋掛かりに現れた花篭を持った建礼門院と大納言局を遠くから見て、
「どっちが?」と待ち遠しいような姿が印象的でした。
そう、やはり、かわいい女と思っていたのですねー。

閑さんがまたねー、いいんです。平家のこれまでをすべて飲み込み、法皇の気持ちも汲んで
いるような姿が、いっそう涙を誘うかのようでした。

そして、地頭梅若玄祥さん・・ゆったりしっとりと語ります。延々と続く調べの中で物語が粛々と続くような時間でした。

そして、法皇が帰り、建礼門院はふたたび寂れた庵に入る。

ふたたび、千之丞さんの小原木に戻っていくような。

京都大原の里に寂しい風が吹いているような舞台でした。
c0092027_1761147.jpg


いやはや、見にこれてよかった~。ジィチャンズ健在に感無量でした。
そして、こうした流派を超えた企画を作り続けてきた能楽座に感謝でした。
観世栄夫さん、萩原達子さんの遺志をついでこれからもどうぞお願いしたいと思いました。

あれ?と思ったこと。
舞台に作り物の庵がでてきたとき、やたら横長でおどろきました。
三人が並んで座っての登場だったようです。
いつもそうだったかなー・・見るたびに前のことを忘れております。

追記)
この庵は藁屋というのだそうです。
流派によって、大きさが違うそうで、今回のように三人が入って登場するのは、
大藁屋とよばれるのだそう。藁屋、観世、金剛、金春は大藁屋、
喜多流は建礼門院一人入った藁屋だそうです。
詳しくは、こちらのブログにありました
勝手に掲載、お許しを!




・一調一管「小原木」茂山千之丞 笛 松田弘之 小鼓 大倉源次郎

・舞囃子「三輪」神楽留 梅若玄祥
笛 一噌隆之 小鼓 観世新九郎 大鼓 安福光雄 太鼓 三島元太郎
地謡 長山桂三 清水寛二 観世銕之丞 西村高夫・・・この組み合わせ!

・独吟「鳴子」 野村 萬

・小舞「七つに成子」 茂山忠三郎
地謡 山本則俊 山本東次郎 山本則考・・関西大蔵を支える江戸の大蔵!

・一調「船弁慶」 近藤乾之助
太鼓 金春惣右衛門

・舞囃子「邯鄲」盤渉 観世銕之丞
笛 藤田六郎兵衛   小鼓 曾和尚靖 大鼓 安福建雄   太鼓 観世元伯
地謡 武富康之 梅若晋也 大槻文蔵 山崎正道

・狂言舞囃子「法師ヶ母」 山本東次郎
笛 一噌隆之  小鼓 観世新九郎 大鼓 山本哲也
地謡 山本則秀 山本泰太郎 山本則俊 山本則重

・狂言「柑子」
太郎冠者 野村万作 主人 野村万之介

・能「大原御幸」
建礼門院 片山九郎右衛門
後白河法皇 近藤乾之助
阿波内侍 大槻文蔵
大納言局 片山清司
萬里小路中納言 宝生 閑
大臣 宝生欣哉
輿舁 高井松男 大日方 寛
大臣の従者 山本泰太郎
笛 藤田六郎兵衛   小鼓 曾和博朗
大鼓 山本 孝

後見 味方玄 観世銕之丞 青木道喜

地謡 長山桂三 武富康之 分林道治 山崎正道 
西村高夫 梅若晋也 梅若玄祥 清水寛二
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by ginsuisen | 2009-09-03 09:29 | 感激・舞台
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