大好きな能楽鑑賞から料理まで、日常さまざまの記録
by ginsuisen
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あぜくらの集い 新春「笛」の演奏会
またまた遅い更新です。

国立演芸場で、初春寄席で小三治さんを聞いた翌日の1月8日 16時半からの公演です。

あぜくら会の会員になって以来、何回か応募した「集い」無料のレクチャー会だが、
今まで当たったためしがなかった。
ダメ元で出したら、なんと2名当選。
友人と誘い合わせて行ったのは、1月8日のことです。
午後4時開場ですが、さすが無料の会とあって、集まってましたねー。
整理券は200番台。
入場したら、なんとみんな正面席。こういう笛とかの会はねらい目は脇か中正とさっと脇へ回って、前から2列目を確保。

最初は
素囃子 高砂
笛 栗林祐輔 小鼓 森貴史 大鼓 大倉慶乃助 太鼓 大川典良
どうやら大倉さんは正之助さんの長男、それ以外は国立研修を卒業した、有望若手のよう。
栗林君は77年、森君は75年、大川君は73年、大倉訓は83年生まれだ。
高砂はなんど聞いてもいいですね。神様がもうにぎやかに舞っているよう。
日本人なら、みんな踊りだしてしまいそうな・・。めでたい曲だ。

お次は、藤田六郎兵衛さんが登場し、
能管の説明がまずあった。
フムフムこのあたりは、以前に幸弘君が説明してくれていたので、
ちょっと復習気分。
飛騨の高山あたりの家で何百年もいぶされた煤竹を使っているのだそうな。
東儀さんの雅楽のものもそんな説明だった。
でもって、まだ何百年分は確保していると東儀さんは言っていましたね。
六郎兵衛さんの話で、おもしろかったのは、いっときも笛を吹かない日というか、
音色を絶やさないようにするのが、笛師の努めだそうで、
何をおいても、笛を持って逃げるようにがご先祖からの言い伝えだとか。

で、笛には三流あって・・とお話が初まり、さてさて、幸弘君に松田さんも登場。パンフに配られたいる獅子の笛の音符というのか、オヒヤリのところを歌ってみせてくれた。
で、ほらね、中正に向かって座ってくれましたから、
中正よりの脇の私らは、真正面。直接向かってきます。
幸弘君、せっかく5から6本ほどの笛を腰にさしてきたのですが、
六郎兵衛さんの立て板に水のような、よどみない解説には、
駄洒落をはさむ余地もなし、
「僕はドレミもできます」もなし(能管にはドレミ音階がないと六郎兵衛さんが前に解説したのです)。ちょっと正統派説明でした。

しかし、3人がそれぞれの流儀の歌ってみせる笛の音階は、まるで、オペラのよう。
確か、幸弘君の話でもあったけれど、まず、笛のお稽古はこの歌うから始まり、
これが完全にできて、やっと楽器にさわらせてもらうとか。
でもって、幸弘君は幼少時より、これがすべて耳に入り、
いざ、お稽古ではさらさらとできたと・・どこぞで読んだような。
留めは、3人が同時に獅子を奏でる。
そのすさまじいこと!3匹の獅子は谷から谷へ飛び交うごとしでした。

このあとは、三流派(六郎兵衛さんはわざと三流と言ってました。本人以外は二流とも。この表現は可笑しい。文系に対する美系(美形ではない)くらい)
一人ずつが、得意技の披露ということでしょうか。
いずれ劣らずに、その性格が出てました。

一管 「盤渉乃音取」 一噌幸弘 
何よりも、誰も邪魔されない一人舞台の幸弘君は、2本か3本挿してきた笛を途中でとぎれることなく代えながら吹き続ける。もうあっぱれというしかないほどのピヒャラピーピーぶり。
 *音取とは能開始の序曲として奏されるものだが、この「盤渉乃音取」は、能では演奏しないで、一管・独奏のみで演奏する特殊な曲。調子の名前のついた音取は五曲ある。盤渉(ばんしき)のほかに平調(ひょうちょう)、雙調、黄渉(おうしょう)。一越(いちえつ)がある。これで五調子の音取と呼ばれる。

一管 「乱」 松田弘之
松田さんはまじめで、自然界と融合するような、美しい音色そのままの真摯さ。
乱といえども、いいお酒の酔いっぷりです。

一調 一管 「瀧流延年乃舞」 藤田六郎兵衛 大倉源次郎
六郎兵衛さんは、小鼓・源次郎さんとの創作物。これはこれで、力強く(作ったのがお互い若くかなり前なので体力がとパンフにあり)、切れのいい音が余韻に残るものでした。
 *13年前に現代の一調一管として二人が作ったもの。初段の延年の笛の唱歌を、二段より瀧流の藤田流独自の吹きソラシと大倉流独自の五色流し(ゴシキ・小鼓の奏法)を取り入れたもの。緊張感あふれる曲。

それにしてもなー。本当に、すばらしいものと出会ってしまったと、
見所冥利につきる思いでした。

で、この日は初の能楽堂だったので、いつものメンバーでそれは盛り上がったのでした。
えーと、カキフライ5個で650円だったかしら。美味しかったですねー。


追記
 六郎兵衛さんも幸弘君も、代々の笛方の生まれだが、松田さんは違う。それだけに、努力と情熱をあの美しく、ふっくらとした音色の陰にあるのをこの日、強く思いました。
あの人柄と脱線しない真面目な松田さんが、だからこそ、新作能や創作に関わっているのかも、なんてことも。六郎兵衛さんがそれについて、ちゃんとフォローして宣伝していましたっけ。
幸弘君については、能楽堂以外の活動の場について、ちょこっとフォローでしたが。どうも、ほっておくと、どんどん幸弘ペースになるのをセーブしていたみたいかも。何しろ能楽協会事務局長さんですものね、六郎兵衛さんは。お疲れ様でした~。どなたかのブログで、見ましたがこんなにすばらしい会なのだから、無料にせずに、チャリティー箱を用意して、どこかに寄付すればいいのに・・とありました。同感です。
あれだけの天才、才能者を集める会、またやってくださーい。建前無料でチャリティーってどうでしょう。
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by ginsuisen | 2009-01-20 01:30 | 感激・舞台
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